おっちょこちょいな日常をおくる、うるるの雑記ブログ。

石丸幹二 舞台に立つ喜びを語る

朝日カルチャーセンターの公開講座「石丸幹二 舞台に立つ喜びを語る」に行ってきました。何にも考えずに15分くらい前に着いたら、さすが幹二ファン、熱いです!もうほとんどの席が埋まってた!熱気むんむん。うるは圧倒されてとりあえず教室の一番後ろの隅っこへ…。そっかぁ、時間通りに行っちゃ遅いんだね。またひとつ勉強になったなぁ(笑)

公開講座はあっという間の90分でした!楽しかった~。トークイベントの時も思ったけど、幹二さんはお話上手ですねー。聞き手の扇田さんもオチャメな方でした。もう幸せいっぱいお腹いっぱい。で、ここでご報告しようと思ってメモを取りながら聞いてたんだけど、帰りに近くのスタバでお茶しながらそのメモを見返したら、大きな字で書いて◎をつけてたキーワードが…

「計画性がない」
「なりてぇな」
「ラウル?なんだろそれ」
「光枝さんのスボンをその場で脱がせた」

第三者が見たら、なんだこりゃ!? 特に最後のキーワードって!!(爆)
断っておきますが幹二さんは、いつも通りに爽やかで優しい微笑みに満ちあふれた素敵なお兄さまでしたので、くれぐれも誤解なきよう~(どうしても面白味に反応してしまううるさんなのでした。)

会場は新宿住友ビル。うるはここの下の階で毎年人間ドックを受診してるんでよく訪れるビルでしたが、ここにカルチャーセンターが入ってたとは今回初めて知りました。確か定員は90名だったかな?受講生は100%女性だったような…(ってもし男性の方がいらっしゃいましたらスミマセン。)

時間になり、拍手で迎えられて入ってこられた幹二さん。ニッコニコの笑顔で、入ってきた瞬間空気がパーッと輝いて、教室全体が浮き足立ったのがよくわかったくらい(笑)格好はすごくカジュアルというか、パーカーを羽織ってて、「ニュー・ブレイン」オープニングのゴードンみたいないでたちでした。ほんとにゴードンの衣装で来たのかと思っちゃったくらい。ちなみにこの日は休演日でしたが、講座の前に池袋のあうるすぽっとで「淫乱斎英泉」を観てきたそうです。「とっても良かったから、皆さんも是非観てください。僕は出てないけど。」って宣伝マンになってた幹二さんでした。

全体的な流れとしては、最初の1時間は演劇評論家の扇田昭彦さんと幹二さんの談話、ラスト30分は皆さんからの質問に幹二さんが答えるという流れでした(うるが到着した時には皆さんすでにアンケートを提出されてた。何もかも出遅れまくりだたよ~)。下の記事でも書きましたが、幹二さんは本当お話が上手で、聞いててとってもわかりやすい。詰まったり、とっちらかったりがないんですよね。すごくリラックスしたムードで、ところどころで笑わせてくれたり、会場に目をむけて「皆さんどうですか~?」って感じで私たちに話しかけてくれたり。素の幹二さんにふれて、ますます目がハートになっちゃいました。

以下、どんなことを話したか簡単に。録音したわけではないので、一字一句同じ言葉ではないことご了承ください。うるフィルターもガッツリ通ってるので、なんとな~くのニュアンスで読んでいただければと思います~。

「実はピアノが嫌いです」
ニュー・ブレインとの出会いについて:今までの自分と違うもの、誰もやったことのないものを探していた幹二さん。たくさんある作品の中で、ニュー・ブレインは再生がテーマになっていたところに運命を感じ、演じてみたいと思ったそうです。演出家との話し合いの中で、声楽のような歌い方はせず、慣れてきたら途中でまぜていこうということになり、今までとは違う発声、歌い方をしているとか。出したことのない声をだしているので、バイオリンの初心者がギーッと鳴らしてるような感じ。作者のウィリアム・フィンさんが来日されて、会った瞬間「この人を演じるんだ!」と何かがピーンと通じるものを感じ、「これはいける!」と思った。そんなウィリアム・フィンさんはとっても巨体なので「お前はゴードンを演るにはやせすぎ」と言われてしまったとか。そんなこと言われてもねぇ~、と皆に同意を求める幹二さん。

劇中では実際に自分でピアノを弾いているけれど、実はピアノが嫌いなんだそうです(意外!)10本の指から10音出るのが嫌なんだって。その辺、ちょっとうるにはイミフだったけど(笑)
初めて乗った車椅子の感想は予想以上に重い。車椅子の方は日々こんな大変な思いをされているんだと痛感し、「この重さを忘れないでおこうと思いました」とおっしゃってました。

畠中さんとの恋人設定、お互いシャイなので最初は目も合わせられなかった。演出家からは「オカマチックなことはやらないでくれ」と言われ、メソッドを通して2人の関係をつくりあげていったそうです。とにかく「君たちが恋に落ちてくれないと成立しない」と言われたとか。畠中さんとの関係性が築けた時に周囲の役者さんの空気が今までとガラッと変わったのが印象に残っているそうです。
「ニュー・ブレイン」は歌の上手い人が揃っているカンパニー。ゴスペル調の曲が多くて10人が1人1パートを受け持つので、1人がダメだと全部だめになってしまうから大変だけど、みなさん本当に歌が上手いです、と幹二さん。

「皆さん、笑いすぎですよ!」
四季に入るまで:子供の頃からいろんな楽器をやったけど、女の子に誘われて次々と移り変わるパターンを繰り返す(ファンならおなじみですね)。チェロは音色とかより抱き寄せる感じが好きだとか(チェロになりたい…。アイタタ)。高校は幕張西高校。モデル校で、普通科なのに週10時間の音楽の授業があったそうです。で、これまたおなじみのサックスやって、声楽やって、大学入り直して~、四季に入って~の変遷話に。
そんな行き当たりばったりな幹二さんの経歴を聞いていた扇田さん、ポツリと「人生に計画性がないね。」と。たぶん温和な扇田さんがおっしゃったっていうことと、間が絶妙だったせいもあったと思うのですが、会場が大爆笑に。幹二さん「ちょ、皆さん笑いすぎですよ!」とツッコミ(笑)
そんなことを扇田さんがおっしゃったのは、扇田さん、最近井上芳雄くんに会ったばかりだそうで、芳雄くんは子供の頃からこの世界に入ろうと懸命にダンスも歌も習って、目標まっしぐらだったから。真逆ですね~と(笑)幹二さん、しみじみと「いやぁ素晴ら
しいですね、芳雄くんは!」って言って、会場がまたまた大笑いに。実は「アスペクツ」を演っていた時、芸大の教授の部屋にポスターを貼ってもらおうと思って持っていったことがあり、その時に教授が教えてた学生さんが井上芳雄くんだったとか。(と、後から直接芳雄くんに聞いたそうです。)

「ラウル?なんだろそれ」
四季のオーディションについて:四季のオーディションを受けた時点では「オペラ座の怪人」は未見だった幹二さん(本当テケトーすぎ!笑)。課題曲はラウルの曲じゃなかったそうで、自由曲はイタリア語の曲を歌ったそうです。で、晴れてオーディションに合格し、演出家から「君にはラウルを勉強してもらおうと思う。」と言われた時、意味がわからず「ラウル?なんだろそれ」と思ったとか(どしぇ~っ)。で、同期の岡幸二郎さんに「ラウルってなぁに?」って聞いたんだって(大笑)その時の岡さんの心境を聞きたいよ!大物すぎるぜ、石丸幹二!
アンドリュー・ロイド・ウェバー作品から入ったのは自分にとって、とっても良かった。けどミュージカルってこういう物なんだ~って思っていたそうです。その後、ミュージカルにもいろんなタイプがあるのだと知って驚いた幹二さん。「たとえばタモリさんが良く言ってるような急に歌い出すものとか~」っていう例えに大笑い。

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四季で学んだのは、作家が選びに選んだ言葉(心)を、そのままお客さんに届けること。公演の後半で最初の頃とはガラッとテイストが変わってるような芝居もあるけど、そういうことはやってこなかった。
再演もたくさんやりましたが、やるたびに「今回はこういうことが要求されてるんだ」という発見があるそうです。その話の流れで、幹二さんはフレッシュな役はフレッシュな人がやってこそ一番生き生きと演じられると思ってらっしゃるそうで、自分もそうだったし、ある再演で若い役をやった時に「ああ、これは早く若い人に譲らねば。」と思ったそうです。若い役の方が嬉しいのかと思っていたので、へぇぇ!って思ったうるでした。

「こういう俳優になりてぇな」
自分を確認した一年間:四季を退団したのは、17年間ずーっと走ってきて、ここが立ち止まるタイミングなんだと感じたから。立ち止まったらどうなるか試してみたかったとも思ったそうです。で、たくさん歩くようになって、近所の花に目を留めたり、夕陽に感動したり、海外にお芝居を観に行ったり(この辺の話はスタパと被ります)以前も合間をみてお芝居をたくさん見てたけど、今は以前よりジャンルが広がったそうです。
ロンドンでジョナサン・プライスのお芝居を見て、それがとっても印象深かったそうで、地味な作品なのに見ているうちにぐんぐん引き込まれて、圧やオーラを感じたそうです。テンション上がった幹二さん、「こういう俳優になりてぇな!」って口が滑っちゃって、教室内がどわーっとウケたら、「スイマセン、言葉がきたなくて」って恐縮してました。貴公子のイメージが…まっ、うるはそんな幹二さんが大好きです(笑)

「こぼれ話」
「この生命」をやった時、何処からきたのかバッタが自分の体の上に乗っていた!身動きできない役なので、どうしようと焦っていた幹二さん。「これはくるな。」と思ったら、ついに顔に乗っかっちゃってアタフタ。看護婦役の女優さんが手でムギュっと捕まえてくれたそうです。(素晴らしい~。うるだったら手づかみ出来ないなぁ~)
「壁抜け」で本番2日前に、突然歌詞の変更があった時の話。いざむかえた本番当日、歌った口が全然違う言葉を発してたらしく(自分で歌ってるのに!)作詞した歌詞を見事にその曲の中に収めたことがあったそうです。共演者の方に「いまだかつて、こんなに感動したことはない」と絶賛されたとか(笑)
20年もやってると、アクシデントが起こった時には動じず咄嗟に対処できるようになった。「伝えたいことから大きく外れなければね~。って、さっき『作家が選んだ言葉を、そのまま届ける』って偉そうに言ったくせにね!」ってセルフツッコミしてる幹二さんが可愛かったです。
「イノック」は、大阪公演に演出の白井晃さんがいらして、いよいよ千秋楽の残り1公演というとこで、たくさん宿題をいただいたそうです。普通だったら「最後くらい好きにやれば?」って言うのにね(笑)でもそんなところが新鮮で勉強になったとか。12月にやる「兵士の物語」は、本来なら数人で演じる作品ですが、幹二さん1人でやるそうです。

次作「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」について。
幹二さんはニューヨークのチョコレート・ファクトリーという劇場で観たそうです。面白い作品だなぁ~こういうの日本に来ないかな~と思ってたら、うまいことお話が来て、ラッキー!って思ったとか。ちなみに日本でも「ジョージの恋人」というタイトルで、草刈正雄さんと鳳蘭さんのお2人が主演で青山劇場で上演されたんですよ、と扇田さん。そんな話から、またまた扇田さんが爆弾発言をされたんですが(笑)それはここには書けません(し~っ)

会場からの質問
Q:ニュー・ブレインの中でお気に入りの歌は?
A:「春の唄」が好きです。ほかには「チェンジ」。傍で聞いてて「マルシア、かっこいー!」って(笑)自分の歌じゃないものに好きな曲が多いかも。

Q:今度は「ラカージュ~」とかどうですか?
A:あれは市村さんが極められてるので(笑)ゲイ役はしばらくないです。みなさん見納めですよ(笑)

Q:ストレス解消法は?
A:違う環境に身をおくこと。映画を観たり。人と会ったり、車に乗ったり。

Q:壁に当たったとき、どうやって乗り越えますか?
A:とにかく自分を信じること。「ニュー・ブレイン」のカンパニーでも誰かが壁に当たると、他のメンバーが「大丈夫、出来るよ」というと本当に乗り越えられるんですよ。

Q:尊敬してる人物は?
A:扇田さんです(笑)

Q:初めて観たミュージカル・芝居は?
A:(これねぇ~~と迷って)四季に入る間際に「35 Steps」

Q:おすすめのお花見スポットは?
A:白い桜より赤い桜が好きなので、京都がオススメです。

Q:体力を保つ秘訣は?
A:食べて寝ること。そ

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うるる

映画とミュージカルが大好きな、うるるのブログです。ご贔屓の俳優さんは、上質を知るミュージカル界の貴公子こと石丸幹二さん。私もコーヒーが大好きなのですが、1年に3回くらい派手にぶちまけて周囲から哀しい目をされます。自他ともに認めるおっちょこです。アイコンはふわふわ。りさんのイラストです。

マルmemo.