おっちょこちょいな日常をおくる、うるるの雑記ブログ。

5月に観た映画-2012

■幸せの教室
トム・ハンクスにジュリア・ロバーツという2大スターの共演。長年勤めたスーパーを高卒だからという理由でリストラされた中年男性が、一念発起して大学に入学して、女性講師と恋に落ち、新しい人生を踏み出す…というロマコメな題材。これは高め安定なはず・・・と、大船に乗った気持ちで劇場に向かったのですが、「何故こんなに残念な気持ちに…≧へ≦」な状態で劇場を後にしてた私がいました…ううう。こんな王道テーマで、この出来はもったいないなぁ。トム・ハンクス監督さ~ん!
まったくもって「幸せの教室」という邦題に釣られちゃった感~(ちなみに原題は「Larry Crowne」)、上映中に「くぅ…!やられた~!」と思ったけど、こちらも突っ込める立場ではないので自重(笑)
一番残念だなぁって思ったのは、「人生の再出発」がテーマなのに、主人公の成長があまり感じられなかったことでした。あと、恋の過程も丁寧に描いて欲しかったなぁ。大人の恋なんだから、お互いのこれまでの生き方に共鳴を受けたり、触発されたり、リスペクトし合う何かがほしい。授業の場面も退屈で、せめてカリキュラムの最終スピーチで感動させてくれたら、ずいぶん印象も違った気がするのだけど。それでも、トムもジュリアもさすがにスターだけあって、ついつい98分観れてしまう魅力があるんですよね~。なんか反則だけど、やっぱりスターさんの力ってすごいんだなぁ…!(感心)

 

■ファミリー・ツリー
ハワイを舞台に描かれる、妻の不慮の事故がきっかけで人生を見つめ直すことになる中年男とその家族の絆のお話。主軸は悲しい展開なのに、ユーモアがたくさんあり、ところどころ笑えて、ラストシーンはとても幸せな気持ちになりましたー。これはかなり好みー!主演がジョージ・クルーニーというだけで、すでに点数は甘いのですが…(笑)彼の演技がやはり光りました。いつものダンディさはやや薄め、直面する現実に戸惑い、右往左往する主人公をリアルに演じています。一方、彼は先祖から受け継いだ広大な土地を売却するという大きな選択にも迫られていて、思いがブレたり揺れたり。なんだかその不器用な懸命さが愛おしくて、私の中年男性好きにますます拍車が…(笑)ゴールデングローブ賞を受賞したのも納得!
バラバラな家族といっても決定的に崩壊してないし、ママも大概だし、浮気相手を問い詰めてハッピーになれるわけでもない。そこらじゅう転がってる話だったりもする。ハワイであろうが日本であろうが、人はそうして生活し、人生・家族という木を育てていくものなんだなぁ…ってしみじみ思いました。
ラストシーンは、「こここそが世界で一番癒される場所なんだよ…」という結論をズバッと見せてくれたような気がして、本当に秀逸。背景となる美しいハワイの風景やハワイアン音楽が、リゾート感バリバリな扱いをされてなかったことにも好感。逆にハワイの優しさがひしっと伝わってきました。一度行ってみたいな~♪

 

■ダーク・シャドゥ
期待し過ぎたせいか、面白いことは面白かったんだけど、手放しで飛び切り面白かった~!とは言い難く…。うーん、予告編の通りというか、予告編以上でも以下でもなかったというか。まぁ大きくハズシてはいないのでデートムービー?には良いのかな。何というか、ティムもジョニデも余力があるというか、省エネ運転というか、85%くらいの力でちゃっちゃっと作った感じ。リミッター振りきっちゃってもいいから、とことん突き抜けてた作品をファンは待ってたのですがー。
後半の脚本も若干ザツだったのも気になりました~。でもジョニデ様の顔芸には何度か吹き出した部分もあって、これまたスターオーラのなせる技?(笑)ミシェル・ファイファー、エヴァ・グリーン、クロエ・グレース・モレッツ、あとティム嫁ことヘレナ・ボナム=カーター、女優陣の皆さんも魅力的で良かったです♪
200年ぶりに蘇ったのが2012年の現代じゃなくて1970年代だったという設定は何だか好きでした。BGMにカーペンターズが流れたり、70年代の衣装とか、サイケなインテリアとか、可愛いかったなぁ♪
そういえば、観てるうちに、無性にディズニーのホーンテッド・マンションに行きたくなちゃった~。誰か連れてってくれないかしらんヽ(>ヮ<)ノ♪(笑)

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■ミッドナイト・イン・パリ
軽妙かつコンパクトにまとまったオシャレな作品でした!冒頭に描かれるパリの街並み、雨のパリ。ウディ・アレンのパリ愛を感じさせてくれます。そしてまたまた1920年代が舞台!(1920年代にタイムスリップするのです)だったりして、今年は1920年代がついてまわるなぁ~。
タイムスリップと言っても、スペクタクルさは一切なく、主人公がただただ憧れの芸術家に会いまくり大感激しまくるお話(笑)ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソ、ダリ、ブニュエル、マン・レイ、コール・ポーター(でた!)…etc、確かにスゴイ時代…!個人的にはルイス・ブニュエルがツボでした(てか、あのキャラで良いのかにゃ?)。主人公がご丁寧に「いつかこんな映画が撮りたくなるよ」ってアドバイスしてた♪(笑)
劇中、主人公のことを「知識人ぶった人」と称するくだりがあって、クスリとさせるんだけど、これは観てる私たち観客をも揶揄してるんだろうなと思わされてしまいます。現に芸術家の名前が出てきたり、その人のちょっとしたエピソードが出てくると、客席からドワッと笑いが起こったりして、観客の知識人ぶった心は絶妙にくすぐられていました。悔しいけど、私も知識人”ぶった”一人だった~(苦笑)

 

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うるる

映画とミュージカルが大好きな、うるるのブログです。ご贔屓の俳優さんは、上質を知るミュージカル界の貴公子こと石丸幹二さん。私もコーヒーが大好きなのですが、1年に3回くらい派手にぶちまけて周囲から哀しい目をされます。自他ともに認めるおっちょこです。アイコンはふわふわ。りさんのイラストです。

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