おっちょこちょいな日常をおくる、うるるの雑記ブログ。

4月に観た映画-2012

■アーティスト
想像通り、どストライク!!可愛くて映画愛に溢れた素敵な映画でした。映画ばんざーい!アカデミー賞おめでとうございます!やっぱり映画っ子としましては、こういうくすぐり方をされるとヘニャヘニャと簡単に落ちちゃいます~の巻。きっと幹二さんも絶対ダイスキだと思いますよ、この作品。おススメです♪
サイレント映画はわりと観てる方だと思うんだけど、以前は音がないことで行間を読もうとする努力が強いられる気がしてたけど、今は自分の心に素直に従うだけで無理せずに行間に手が届くことに気づかされたりして、なんか不思議でした。え、年のせいですか?(苦笑)
ジョージの楽屋に入ったペピーが、掛けてある上着の片腕に手を突っ込んで抱擁するシーンが本当にロマンティックで素敵だったなぁ~。屈指の名シーンですね。音楽もとっても良かった。主演のジャン・デュジャルダンはカラー写真で見たら普通にイマドキの人なのに、モノクロサイレントだと1920年代の人にしか見えなくて不思議です。笑った時の顔が何ともチャーミングでした♪そしてアギーちゃん!なんですかアノ子は。可愛すぎやろ~!(しかもおりこうさん。)スクリーンに映像が写ることの奇跡。そこから音が出ることの奇跡。その映像がカラーになって飛びだして…。そう、たくさんの奇跡の結晶をいま私たちは楽しんでるんだという幸福をとてもシンプルにかみしめました。観てて幸せになる映画ってやっぱりいいなぁ。

 

■ジョン・カーター
原作未読なので、冒頭からバルスームの勢力図が頭に入らず戸惑ってしまいました~。わたくしSFはこれがちょっとネックなのですよね。その上、「バルスーム」が何故か「バスルーム」に空目してしまって、「バスルームが崩壊?」ってツッコミを入れたのはナイショです(^^;; もしや、これは吹き替え版で観た方が良かったのかな~。そして何だろう~どこかで観たような、既視感がありまくりな映画だったという印象。『スターウォーズ』と『スタートレック』と『アバター』と『フラッシュゴードン』を混ぜて割ったような?(全然違う?)でも原作的にはこっちがオリジナルで、古典で先駆者だそうで。原作ファンにとってはたまらなかったのかもですね。勉強不足でゴメンナサイ。
ただ、ラスト5分に俄然面白い結末が待っていて、めっちゃ爽快だった件!なんだよぉ~、このために130分付き合ってたんかい!って思いながら、最後の最後に前のめりになってた私がいました。モヤモヤしてた気持ちが最後にスカッと報われます♪それにしても、この映画を捧げられたスティーブ・ジョブズの気持ちはどうなんだろう…(苦笑)

 

■マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
一言で言うと、メリル・ストリープの素晴らしい演技に「ブラボー!!」っていう映画でした。物語は何だか食い足りず残念~。もっと踏み込んで欲しい!というもどかしさを抱えたまま、サラサラと流れていく歴史の流れを観てた感じ。もっとサッチャーという一人の女性政治家が男たちを向こうに回してバリバリ国を動かしてますけど何か?(キリッ!)な部分と、でも家族には深い愛情があふれてたのよ…な部分をドラマティックに描いてくれてると思ってたのでした。てか、現在のサッチャーさんはあんな感じ(認知症)なんでしょうか。ご存命な方なのに堂々と描いちゃうって、日本では絶対やらないだろうなぁ。
メリル・ストリープも良かったけど、若い時代のマーガレットを演じたアレクサンドラ・ローチが良かったです。あと劇中で
『王様と私』の「シャルウィダンス」が本当に効果的に使われてて、そこはちょっとニンマリでした。マーガレットがユル・ブリンナーについて熱く語る部分があったりして、サッチャーさんはユルのファンだったのかなぁ?とりあえず最終的に断捨離ムービー(=サッチャーが想い出の品を捨てまくる)だったということで、私も断捨離しようと強く決意しました!(←何か解釈を間違ってます。)

 

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■テルマエ・ロマエ
原作未読でしたが、「マンガ大賞2010」とか「このマンガがすごい!」を取ったことでずいぶん話題になったので、大まかなストーリーは知っていました。しょーもない映画なんだろうなぁと思ったら、まぁ~しょーもなかった!(←でも行っちゃうのね。笑)
いまどきな作品というか、ニコニコ動画なんかで皆で一斉に「wwww」って書きこんだり、ツイッターで実況したりするのに向いてるんだろうなぁ。制作者もたぶんにそれを狙ってるところもあると思う。なんで映画作品として語るのはどうなんでしょう…?(もんもん)。でも頭カラッポで観て、そのくだらなさに笑ってスッキリさっぱり~って感じなので、不快感は感じなかったです。これは演じている阿部ちゃんはじめキャストの皆さんに因る所も大きいんだろうな。(すごい皆さん大真面目にやってるので。笑)うる的ツボはローマに行った時の右上のスミに地味にでる[Bilingual](2ヶ国語放送)のマークと、いっちゃん演じるローマ皇帝のワニのくだりでした。ストーリー的には最初の飛ばしっぷりがハンパなかったのに、後半になるにつれダレていったのは残念だったかな。てか私、バリバリの「平たい顔族」でスイマセン…(。-_-。)

 

■ヘルプ~心がつなぐストーリー~
この作品、とっても好きでした~!1960年代のアメリカ南部を舞台にした作品で、”ヘルプ”と呼ばれる黒人メイドの心の叫びが主題です。題材は重いんだけど、女同士の友情や、恐怖心を乗り越えて差別に立ちあがろうとする彼女たちの姿が前向きに描かれていて、不思議と心に爽やかな風が通り抜けていくような気持ちでした。60年代ファッションも可愛かった◎
メイドのメイビリーンを演じたヴィオラ・デイヴィスは内面の複雑な哀しみを見事に表現していて本当に素晴らしかったし、オスカーを獲ったオクタヴィア・スペンサーのなんて豊かな表現力!もちろん主人公スキーターを演じたエマ・ストーンの強さにも引き込まれました。そして憎まれ役を演じたブライス・ダラス・ハワードがイチイチ感情を逆なでしてくれて何とも上手い!とにかく演技巧者が揃っているうえに、女性のたくましさ、力強さや勇気に本当に励まされ、拍手を贈りたくなりました。ラストがほろ苦いんだけど、ただのサクセスストーリーに終わらせないところが現実を感じさせて、そこがまた良かったです。

 

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うるる

映画とミュージカルが大好きな、うるるのブログです。ご贔屓の俳優さんは、上質を知るミュージカル界の貴公子こと石丸幹二さん。私もコーヒーが大好きなのですが、1年に3回くらい派手にぶちまけて周囲から哀しい目をされます。自他ともに認めるおっちょこです。アイコンはふわふわ。りさんのイラストです。

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