可愛かった幹二さんと敬子ちゃん(と猫編集長♪)
幹二さんと堀内敬子ちゃんが出演したNHKの情報番組「ごごナマ」を見ましたー。「ごごナマ」のコンセプトはオトナの井戸端トーク。2人が出演した1時台の「おしゃべり日和」は、旬のゲストを迎えて本音で語るコーナーとのこと。
4月から始まったこの番組を初めて拝見したのですが、こんなにみっちり出番があると思ってなくて、ましてや歌の披露まであるなんて思ってなかったので、嬉しく楽しく拝見しましたー。イメージ的には「さんまのまんま」プラス「ごきげんよう」みたいな感じかな?
この日の格好は幹二さんがネイビーのスーツ、敬子ちゃんがコーラルピンクのワンピース。幹二さんも敬子ちゃんもすごく可愛くて、見てるだけでほんわか幸せでした~。そしてお部屋をうろうろしてたモフモフ猫ちゃん(ΦωΦ)も可愛かった~♡(やっぱそこw)
ちなみに、うるる調べによると、あの猫ちゃんは“猫編集長”というお名前のブリティッシュショートヘアーの男の子だそうです。
スマボトーク その1.
スマボとは“スマートボール”のこと。「ごきげんよう」のサイコロトークさながら、スマートボールをゲストが打って、ボールが入ったところに記されているお題についてトークするという流れでした。
用意されていたお題は、
G:抑えきれない衝動
O:国旗の本
A:優等生と劣等生
L:貴公子から倍返し!?
の4つでした。最初にボールが入ったのは「L=貴公子から倍返し!?」。これはわたしですよね〜と、幹二さん。劇団四季時代は王子様や貴公子的な役を演じていたが、半沢以降、悪い役のオファーしかこなくなったという話でした。
船越さんの「演じ手にとっては、悪い役、陰のある役、どこかに闇のある役は魅力的じゃないですか?」という問いかけに、幹二さんも「面白いですよね。やはり我々世代になりますと人間臭い役をやる方が色んなカードを使えるんですよね。悪いんだけど、悪いには理由があるとか。本当はいい人だったのに悪いことしちゃったとか、そういうのを表現するのもいま魅力を感じてます」と同意。
阿部さん「ファンの方は悪い役をされていた石丸さんを、どう思われたでしょうね?」
幹二さん「たぶんびっくりされたと思いますよ~。(一方で)私のミュージカルや舞台を見てない方には、それが石丸幹二だと思われたようです。」と。
特急に乗っていた時(松本からの帰りですよね?)、隣の席の方がポータブルDVDで「半沢直樹」の浅野支店長の土下座シーンを見ていて気まずかったたというお話もされてました。
美保さんの「どうして劇団四季をお辞めになったんですか?」という質問から、
幹二さん「17年やっていたが、ちょうど厄年の42歳くらいの時、身体が思うように動かなくなってしまった。体力が落ちたと気づいたところから気力もなくなってしまった」という話へ。
ずっと劇場に通っていたので夕方の風景を知らなかった。リハビリで近所を歩いていたら、夕陽が綺麗だと感じ、日常生活から離れていたことに気づいたと幹二さん。朗らかな笑顔でお話されていたけど、この話はキュンとしてしまいますよね。
一度休んで一年半くらいかけて考え、「自分がやりたいのは、やはり舞台に立ったり人前でパフォーマンスをすること」と思って、改めてもう一度スタート。チャレンジの場が広がった。そしたら悪役も来た(笑)
横から美保さんが「エグいの演ってほしいですねー!」っておっしゃってましたが、うるもちょっと見たいかも!レクター博士みたいなのとか?(ちょっと行き過ぎかな?笑)でも、石丸幹二セカンドステージを楽しまれてる幹二さんは、とてもキラキラしてていいなぁと思っています。
船越のクエスチョン
ここではゲストが「YES」と「NO」の札を持って、質問にふさわしい方を挙げるというもの。
★クエスチョン1 幹二さんへの質問 「独身貴族をやめたい!」
NO
「50年以上も自分のやりたいように生きてきてるんで、このまんま謳歌していきたい。楽なんですよ。」と、結婚願望のまったくなさげな幹二さん。
船越さんが「すべて貴方のペースでいいんですよ〜っていう人が現れたら?」と振るも、それを美保さんが「そんな人いないでしょ!絶対文句言うって」って速攻否定されて、すかさず幹二さんも「ね!」って同意されてたのに大笑い。
幹二さんも、若い頃は結婚を考えることもあったし、周囲がどんどん結婚するので焦った時期もあったけれど、特殊な仕事ゆえに周りが愛想を尽かしてくることに気づいてきた〜、と。自分のペースで過ごせる方が迷惑もかけないし、気ままなんだそうです。
「運命の方との出会いがないからじゃない?」という船越さんに、やっと幹二さんも「あ〜、それはこれからあるかもわかりませんね」って同意されてたので、ちょっとホッとしました(笑)
(幹二さーーん、運命の人ここに一人いますけど〜!うわ何をするやめqweertyu!”#$%&’… ←お約束)
★クエスチョン2 敬子ちゃnへの質問 「ライバルと思う俳優がいる?]
NO
映画とかドラマ、舞台を見るのが好きで、この人のこの演技いいな〜って思うことはあるけど、ライバル視したことはない。同業者に力をもらう感じです。
★クエスチョン3 2人への質問 「30年前の自分に戻りたいと思う?」
2人ともNO
またあのしんどいことを繰り返すのかと思うとやりたくない。苦しかった。厳しかった。と、2人とも言ってて、そんなになんだ〜とちょっとビビったり。でも、その時すっごく頑張ったからこそ今があるんですね〜。
★クエスチョン4 2人への質問 「ミュージカルは正直もうしんどい?」
2人ともNO
★クエスチョン5 2人への質問「かつて恋愛感情があった」
2人ともNO
どっちの札が上がるか、YESとNOを交互に上げたり下ろしたりする敬子ちゃんと幹二さんが可愛かったです(笑)。わたしも気になる質問でしたが、まさかの2人ともNOー?ちょっとガッカリしたような、ホッとしたような!?(笑)
「芝居の中で濃いことをやっているので、普段はそんな感情にならなかった。」と幹二さん。敬子ちゃんは「同じ役でも何人もキャスティングされていて、どんどんが変わる場合があるので、いちいちその方に感情を抱くと大変。人ではなく役柄を好きになります」とのことでした。
ちなみに敬子ちゃんの劇団時代の幹二さんの印象は「入ってきたときから、王子様がやってきたみたいでした」。それに幹二さんが「え?おじいさまじゃないの?」とツッコミ入れてました(そのギャグは東京會舘から今に至るですね笑)。
答えが全部「NO」だったのは番組始まって以来、初めてのことだったそうです。
スマボトーク その2.
ここで、またまたスマボコーナーへ。敬子ちゃんがボールを打ち、お題は「O=国旗の本」。これは敬子ちゃんにまつわる話でした。
舞台「コンフィダント」の際、三谷幸喜さんが、論理立てて話をするのが苦手な敬子ちゃんのために、毎週ワークショップをひらいてくれたという話。そのなかの一つに、「国旗の本を渡されて、適当にひらいたページの国のことを相手にプレゼンする」というワークショップがあったそうです。敬子ちゃんは「キプロス」という国について説明したとのこと。
これは役者さんだけじゃなくて、わたしみたいな説明下手っぴい、かつ世界情勢に疎い人にも向いているかもー。
普段から人間観察をよくしているという敬子ちゃん。区役所に行った時に、担当の方があまりに早口で何を言っているのか聞き取れなかったので、「この人は同じ質問を何度もされているんだろうなぁ」と思って、面白いから、いくつか質問してみたそう。幹二さんが反応して「ここですよ、ここ!」って褒めてましたー。
「石丸さんは役作りのために何かされてますか?」と船越さんに振られた幹二さん、今回のミュージカル「パレード」に関しては、実在の人物で嘘があっちゃいけないので「調べまくる」「資料をよく読む」(これはレポで端折ってしまいましたが、製作発表でも話されてました!)。そこからは妄想して、役を太くしていくとのことでした。「人間の場合はそうですが、劇団時代は犬とか猫とか獣とかで困りました」とも。
その話の時、猫編集長が寝そべってて、たいそうかわゆかったです♪
続いてのスマボお題は、「A=優等生と劣等生」。
「これは決まりました。わたしたち四季の同期なんですが、敬子ちゃんが限りなく優等生、わたしが限りなく劣等生です」と幹二さん。
それを受けた敬子ちゃんが「そんなことないです〜、歌は本当に素晴らしいですから」
幹二さん「いま“歌は”って言いましたでしょ?(笑)歌以外は何にもやったことなかったんです」
「歌で食べていこう」と思った幹二さんが「劇団四季」のオーディションを受けて飛び込んだのはいいけど、ダンスも芝居もあることに後から気づいたという話。船越さんが「劇団四季を目指したのにミュージカルを見てなかったんですか?」「聞いてもにわかに信じ難い」って不思議がられてて。わたしはもう何度も聞いた話なのでサラッと聞いちゃってましたが、うん、普通の人の反応はそうですよね。
幹二さんも自分で「視野が狭い」って言ってましたけど(笑)
そこで美保さんが幹二さんに「何か身体かたそうですよねー!!」って見た目イメージでおっしゃってて、スタジオが大笑いに。幹二さんもタジタジしながら「おっしゃる通りです!」この流れ、超ツボでした!(大笑)
入団してからの毎日は、稽古稽古稽古でしたという話へ。その流れから、四季時代に毎日やっていたという「滑舌をよくするトレーニング、長いブレスで喋るトレーニング」を実際に全員でやることに。幹二さんの手拍子に合わせて
1. 4カウントで息を吸う
2. 4カウントで息を吐く
3. 一息吸って
4.あいうえお いうえおあ うえおあい
えおあいう おあいうえ かきくけこ
きくけこか くけこかき けこかきく
こかきくけ さしすせそ しすせそさ
すせそさし せそさしす そさしすせ
たちつてと ちつてとた つてとたち
てとたちつ とたちつて
5. (二拍) ←ここでブレス
6. (4の続き)なにぬねの にぬねのな・・・・・
って感じのトレーニングでした。最初に見本として敬子ちゃんがひと息でやってみて、皆さんから拍手が。多少は知っていましたが、舞台での華やかなところばかりに目が行くけど、こういうコツコツ地道な努力が生きる世界なんですよね。うー、頭が下がりますー。幹二さんのカウントも慣れてる感じでしたね。
歌のコーナー 「無駄にした時間」ミュージカル『パレード』より
その後、歌のコーナーに。
製作発表の余韻がまだ残ってるなか、また「無駄にした時間」を聴けて、本当に嬉しかったです。幹二さんも敬子ちゃんも、このナンバーを大切に大切に歌っているのが伝わってきて、イメージがものすごく膨らむし、胸に沁みて、とっても良かったー!
「無駄にした時間」 ミュージカル『パレード』より
詞・曲:ジェイソン・ロバート・ブラウン
訳詞:高橋亜子
ピアノ伴奏:前島康明
視聴者からのおたより
おたより1:若さの秘訣は?
幹二さん「健康的な生活をする」「ストレスを溜めないようにする」
敬子ちゃん「よく眠る」「保湿」って言ってました。やっぱりそこー!メモしておきます(め∀め)
おたより2:(阿部アナウンサーが急に「ええっ?これはご紹介していいんでしょうかー?」ってまごまごされていたので、船越さんが代読。)石丸さんと阿部アナウンサー似てませんか?
「目がちょっとたれてるのが共通してますかね?」と幹二さん。雰囲気かな…?
阿部さんの優しそうな笑顔、うるも好きですよ♪
そこで番組はエンディングへ。爽やかに「ぜひ劇場にいらしてください」と『パレード』の宣伝をされた幹二さんでした。
は。また気がつけば膨大になってしまった!(笑)
でも楽しい番組でした。NHKさま、いつも本当にありがとうございますー。
番組について
『ごごナマ』 おしゃべり日和
放送日:2017年4月20日(木)
放送局:NHK
ホスト:船越英一郎、美保純、阿部渉
ゲスト:石丸幹二、堀内敬子
ごごナマ 公式サイト