『ニュー・ブレイン』千穐楽メモ

「ニュー・ブレイン」千穐楽、本当に素晴らしかったです!
初日の時も同じことを思いましたが、うるの人生の1ページにまたもや特別で大切な1日が刻まれて、感謝でいっぱい幸せいっぱい。キャストの皆さんもお客さんも、その場にいたすべての人がとにかく温かくて愛にあふれてて、あの空間に居られたことがとっても嬉しかった。

幹二さん、本当に本当にお疲れさまでした!67公演、やりとげましたね。完全復帰おめでとう。そしてキャストのみなさん、バンドのみなさん、関係者のみなさんもお疲れさまでした!アナタ達のことが大好きすぎてハグだけじゃなくてチューしてまわりたいです!(あ、大迷惑でしたっ?)

舞台は熱気にあふれていて、全身全霊なみなさんに圧倒されっぱなしだったうるさん。最後の最後まで魂こめて演じきって成功させるんだ!というカンパニーの結束感がひしひしと伝わってきて、心をギュッとわしづかみにされてしまいました。本当に良かった。ボキャ貧な自分が情けないけど「良かった」としか言葉が出てこな~い。もっと他にいい言葉はないのかしらん~(凹)でも本当に良かった!素敵な舞台をありがとう。

公式サイトの動画でご覧になられてる方もいらっしゃると思いますが、カーテンコールでは本間さんも登場し(双子のバンジー可愛かった~!)、その後1人1人からコメントがあって、みなさんの言葉に胸がキュンとなりました。桃花ちゃんも半泣きだったり、マルシアさんはボロ泣きでしたね。幹二さんが仕切ってたんだけど、2人の後輩くんを「タム」「タツ」って呼んでたのにもちょっと和んだり~。
何度カーテンコールがあったのかな?幹二さんと畠中さんは普通に手を振りながら去るパターン、お姫様抱っこパターン(幹二さんが畠中さんを抱っこ)、おんぶパターン(畠中さんが幹二さんをおんぶ)、腕組みパターンなど、最後までサービス精神バツグンでラブラブな2人で超可愛かった。
そして最後にNBバンドの演奏を聴き終えて、バンドさんに拍手&手を振っていたら……またまた幹二さん(と、キャストの皆さん)が再登場~!これは想定外の登場で嬉しかったです。

あと上演前にもスペシャルなことが。赤坂さん(バンジーの衣装)とパパイヤさん(リチャード衣装じゃなくて素のパパイヤさんの格好)が出てきて、
「上演中は携帯電話を切ってくださいね!」
「いやぁ、意外とかかってこないもんだよ?ねぇ?」
「ダメダメ!以前に一度客席からマツケンサンバの着メロ流れたことあるんだから!」(笑)
なんて話から、
「余ってもなんだからパンフは1人1冊ずつ買って行ってくださいね!」
「そこのお父さんパンフ買いました?」
(たぶん頷いたと思われるお父さん)
「あ、いまお父さん嘘ついたでしょ!」
なんてやりとりもあって、もう2人ともMCうますぎで(笑)会場大喜び!場内の温度が一気にあったまりました。

この「ニュー・ブレイン」、板の上に立つことが幸せで幸せでたまらない!という想いにあふれた幹二さんの姿をずーっと見ることの出来た、至福の舞台でした。たくさんの曲、たくさんの笑顔、1つ1つが宝物。そして幹二さんを含めた11人のことを深く好きにもなって、自分の世界も広がりました。どうもありがとう!

おまけ。

nb-001.jpg
エントランスに飾ってあったキャストのみなさんの寄せ書き。

nb-002.jpg
幹二さんの吹き出しの中は「ナンパしてたな!今日、ここから始めよう」

畠中さんは「役者は全身… ♪ 君ーのーもーとーへー ♪」樹里さんは「ヤーヤーヤーヤー!!」

nb-004.jpg
熱気と笑顔と歓声に包まれた劇場は再び静けさを取り戻して…

nb-005.jpg
初日はまだ冷たい風が吹いていたのに、楽日は春らしい木漏れ日が降り注ぐおだやかな日。このポスターとも今日でさよならだね。

special thanks and love.

『ニュー・ブレイン ~僕の中に春をいっぱい感じる~』

東宝のホームページやプレイガイド、各メディアでのキャッチコピーは「石丸幹二がミュージカルに本格復帰!」。作品の内容には一切ふれずにこのコピーつけちゃうってすごいなぁ!と思いつつ、でも、それだけ「ミュージカルを演じる石丸幹二」への注目度が高いんだなぁということをひしひしと感じた「ニュー・ブレイン ~僕の中に春をいっぱい感じる~」。これで本当に幹二さんが完全に復帰を果たしたんだという特別な気持ちで初日を迎え、千穐楽を見守りました。幹二さんが運命を感じた作品は、私の中でも宝物のように大切にしたい素晴らしい舞台でした。

 

「イノック・アーデン」で訪れたTOKYO FMホールも初めてでしたが、実はシアター・クリエも私にとっては初めての劇場。初めて訪れた劇場で幹二さんのミュージカル復帰作を観ただなんて、今後クリエは嬉しい思い出の場所として心に残りそう。上演時間は休憩ナシの105分。セットは大小のサークルカーテン(透け透けで中が見える生地です)が天井中央から吊られ、それよりも小さな照明の輪だけというシンプルなセット。劇中で使われる小道具は役者さんが運び、サークルカーテンも役者さんが自分で回して動きをつけるなど、いわゆるセットチェンジはないんだけど、サッとカーテンが回った瞬間にちゃんと場面が転換したり、2つの異なる空間を同時に見せたり、ナイスなアイディアだな~と感心。そしてそれだけシンプルな空間なので、照明の美しさが際立ってて。白いカーテンと幻想的な照明のコラボはため息がでるほど綺麗でした。

 

幹二さんが演じる主人公は、NYに住む売れない音楽家ゴードン・シュイン。彼は子供番組のキャラクター、カエルのバンジーの歌を書いて生活費を稼ぐ日々を送っています。冒頭、 軽いフットワークで現れたゴードンは、カジュアルなパーカーに白いスニーカーといったいでたち。めちゃめちゃ若~いっ!幹二さんのこと知らない人に「あの人33歳だよ」って言っても絶対信じてもらえる気がするぞ。そんなゴードンがピアノを弾きながら歌い出すフレーズは♪ケロ~ケロ~。ミュージカル復帰作の記念すべき第一声が「ケロ~ケロ~」だなんて!ちくしょー可愛いじゃないか!(笑)「わぁ、ホントに今までの石丸幹二の殻を壊すキャラなんだ!」と期待がふくらむ始まりでした。

 

友人で仕事のパートナーでもあるローダとレストランで食事をしていたゴードンは突然頭に異常を覚え、料理のお皿にバーンと突っ伏してしまいます。
この時の頭と指先の震えがすごくてちょっと怖くなるほど。そのまま救命救急隊に運ばれ、カーテンの中で処置をされてるゴードンくんはカーテンの中からすーっと外に出来てきて(幽体離脱ってことかな?)不安を思わせるメロディを歌い始めます…と、思いきやメロディがどんどん明るく希望めいてゆき、人が増えてきて皆で高らかに『ハート&ミュージック』の熱唱がはじまって。ここ、何度観ても最高の場面!某巨大掲示板ならキターーーッ!!のオンパレードに間違いないはず(笑)ああ実力派のキャストが揃うと、こんなにも迫力あるんだ!って鳥肌がたって、心臓がドキドキ高鳴る瞬間でした。最後の決めポーズでニッコニコなゴードンくんが超可愛いっ。

 

ここまでのくだりがすごい早かったので、脳の手術もさっさと済ませるのか思いきや、手術までに時間がかかったのはちょっと意外でした。脳の検査を通してゴードンがこれまで生きてきた軌跡がつまびらかに明らかになっていきます。とてもめまぐるしくテンポよく。妄想のようで現実だったり。現実のようで妄想だったり。 明るく優しいママが駆けつけた瞬間の「マーマぁ!」って甘ったれな言い方や、Mr.バンジーが出てきて(ママの目には見えない)イタズラをするところでは「いちいち出てきてくれなくっていいんだけど!」って、キミは女子高生か!みたいな言い方とか、とにかくゴードンの破壊的なキュートさにメロメロ。極めつけは、ゴードンの夢の中にロジャーが現れて『セイリング』を歌うシーン。なんじゃその顔は~ってつっこみたくなるくらい表情がロジャーLove(はぁと)なゴードンくん。そっかぁ、大好きな男子に対してはこういう顔をするといいわけですね。勉強になるなぁ…メモメモっと(違)

 

2人は夢の中で大海原をヨットでスイスイと走るのですが、ここは「タイタニック」を軽くパクったシーンなんだけど男2人というリアル感と、波をナース2人がお遊戯みたいに布をひらひらさせてて、ちょっとクスクス笑っちゃうところでもありました。そして、とにかく『セイリング』シーンは畠中洋さんの歌の上手さが秀逸!のびやかで心にすーっと染みてゆきます。畠中さんってものすごく歌がお上手なのに、押し付けがましくないところが素敵。そりゃあ、あんな素敵なロジャーの歌声を聞いた日にゃ、ゴードンくんもHAPPYになるさ~って感じの幸せそうな寝顔がまた超可愛くて萌え萌えだった(何度、”超可愛い”を書いてるのかなぁ)

 

そんなにロジャーLOVE(はぁと)だったゴードンくんなのに、実際にロジャーが花束持って病室に訪ねてくると急に拗ねちゃったりするんですよね。布団に隠れて、目を合わさないようにして「君の可愛がってる子犬が死に掛けているようなもんさ」なんて様子をうかがってみたりして。ほんっと子供~!かっわいぃ~!(爆)ロジャーはそんなゴードンの性格がすっかりわかってて、余裕たっぷり。大人の微笑みを浮かべてたりして。スネ夫くんぶりを炸裂させてたゴードンくんは、結局、ロジャーに「うしゃしゃしゃしゃしゃ」と撫で回されて(ムツゴロウさん!!)いつもの甘えっ子くんモードに。2人がまっすぐお互いを愛し愛されてて、ああ何か観てるだけで幸せな気分になるなぁって、ロジャーと一緒のラブなシーンはすんごくツボでした。

 

面白い発見もありました。ゴードンの本をママが全部捨てちゃって、それを拾ったリサが路上で本を売ってるくだりで、リサが「全部で108冊あるよ」と歌います。日本で「108」といえば誰もがピンとくるのは煩悩の数。108の煩悩を捨てて新しい年を迎えるように、108冊の本を捨てて新しい自分に生まれ変わる。なんだか、ブロードウェイ作品なのに日本的な解釈ができて、そこが面白いなぁ~って思ってたんですが、つい最近オリジナルキャスト版のCDが「ONEHUNDRED AND THREE BOOKS」って言ってるのに気づいて。「あれー?もしかしてうるが勝手に108冊って思い込んでたのか?」って、しっかり確認してみたところ、やっぱり108冊。翻訳の方が意図的にそうしたのならグッジョブだなぁ。ほかにも、ちょっとした言葉遊びがすごく効いてて耳で聞いてても楽しかったり。

 

そして、何といってもこの作品でしっかりと心に刻まれた『春の唄』。
すべての感動が一気に集約されていくこの歌を歌うゴードンは、優しくて温かくて、すべてを包みこむ。彼を見守る人々のまなざしもまた慈愛に満ちて、深く温かい。本当にこの歌の持つ力に私はノックアウトでした。いつか人生のなかで立ち止まってしまうことがあって、けどまた歩き始める時、ふと思い出す歌はきっとこの歌なのだと思う。

 

負けたはずのゲームに勝ったり、許せるはずのない人を許せたり、惨めな想いが愛に変わったり。いつでも、今からでも人生は逆転できるのだということを教えて励ましてくれるバンジー。主人公は物語の最後にちゃんと「気づいた」んですよね。傍目には何ら変わってないように見えても、気づくと気づかないでは、180度、天と地ほどのチェンジなのです。それは沈みゆく夕陽に感動したり、道端に咲いてる花を美しいと思ったり、近所の犬が可愛いと思ったことと同じ。いまの幹二さんだからこそ、演じられる役なんだなぁ、と痛感しました。

 

マルシアさんじゃないけど、朝、目が覚めることのキセキ。歯を磨きながら頭の中をお気に入りの歌が流れて、友達とバカな話をしたり、大好きな人とハグしたり、胸をときめかせたり。 ありふれた出来事がキセキの積み重ねであるということ、この作品を通して、自分はたくさんの奇跡に囲まれて生きている、と改めて気づかされました。そして身近な奇跡に気づく事こそ、大きな「チェンジ」なのだと思わされました。普段何気なく生活していると当たり前のように忘れてしまう家族の愛、友情、恋人の愛、自分に関わってくれる周囲の支え…。それらは、すべて奇跡のかたまり。すべてがないまま一人ぽっちで生きていくことはできない。そして生きていなければ、それらに気づくことはできない。これから私も私の周囲にいてくれるすべての人へ感謝の気持ちを忘れずに生きていけたらなぁ、と思いました。

 

「イノック」の時にも「おかえり!」って思ったけど、やっぱり歌ってる幹二さんは本当に輝いてて、舞台に立ってることが幸せで幸せで仕方ないって感じのキラキラの笑顔を見てるだけで、こっちまで幸せのおすそわけをいただいたような幸福感で胸がいっぱいでした。 この時代に生まれて、日本に生まれて、チケットを買えるくらいの適当なお金があって(笑)幹二さんのことを応援できるのもまたキセキのひとつだと思う。すべてのことに心の底からありがとう!!そんな優しい気持ちにさせてくれるミュージカルでした。

 

[box]ミュージカル『ニュー・ブレイン』~僕の中に春をいっぱい感じる~
2009年3月11日(水)~4月29日(水)
シアタークリエ

[スタッフ]音楽・作詞・脚本:ウィリアム・フィン/脚本:ジェイムズ・ラパイン/演出:ダニエル・ゴールドスタイン

[キャスト] 石丸幹二/マルシア/畠中洋/樹里咲穂/初風諄/パパイヤ鈴木/赤坂泰彦・本間ひとし(Wキャスト)/友石竜也/田村雄一/中村桃花[/box]

(※2010年8月追記)
この作品が上演されている時、私の親しい友人が脳溢血で倒れ、予断を許さない状況でした。私はゴードンのように必ず再生してくれるはず!と思い、毎日祈っていましたが、彼女は6月静かに天国へ旅だっていきました。「ニュー・ブレイン」は大好きな大好きな作品で、そして同時にそのとき神様に祈り続けていた自分の心境を想い出して、少し心がチクリと痛む作品でもあります。でもこのミュージカルが、「春の唄」が、いまも私の心を癒してくれるのです。

石丸幹二 舞台に立つ喜びを語る

朝日カルチャーセンターの公開講座「石丸幹二 舞台に立つ喜びを語る」に行ってきました。何にも考えずに15分くらい前に着いたら、さすが幹二ファン、熱いです!もうほとんどの席が埋まってた!熱気むんむん。うるは圧倒されてとりあえず教室の一番後ろの隅っこへ…。そっかぁ、時間通りに行っちゃ遅いんだね。またひとつ勉強になったなぁ(笑)

 

公開講座はあっという間の90分でした!楽しかった~。トークイベントの時も思ったけど、幹二さんはお話上手ですねー。聞き手の扇田さんもオチャメな方でした。もう幸せいっぱいお腹いっぱい。で、ここでご報告しようと思ってメモを取りながら聞いてたんだけど、帰りに近くのスタバでお茶しながらそのメモを見返したら、大きな字で書いて◎をつけてたキーワードが…

 

「計画性がない」
「なりてぇな」
「ラウル?なんだろそれ」
「光枝さんのスボンをその場で脱がせた」

 

第三者が見たら、なんだこりゃ!? 特に最後のキーワードって!!(爆)
断っておきますが幹二さんは、いつも通りに爽やかで優しい微笑みに満ちあふれた素敵なお兄さまでしたので、くれぐれも誤解なきよう~(どうしても面白味に反応してしまううるさんなのでした。)

 

会場は新宿住友ビル。うるはここの下の階で毎年人間ドックを受診してるんでよく訪れるビルでしたが、ここにカルチャーセンターが入ってたとは今回初めて知りました。確か定員は90名だったかな?受講生は100%女性だったような…(ってもし男性の方がいらっしゃいましたらスミマセン。)

時間になり、拍手で迎えられて入ってこられた幹二さん。ニッコニコの笑顔で、入ってきた瞬間空気がパーッと輝いて、教室全体が浮き足立ったのがよくわかったくらい(笑)格好はすごくカジュアルというか、パーカーを羽織ってて、「ニュー・ブレイン」オープニングのゴードンみたいないでたちでした。ほんとにゴードンの衣装で来たのかと思っちゃったくらい。ちなみにこの日は休演日でしたが、講座の前に池袋のあうるすぽっとで「淫乱斎英泉」を観てきたそうです。「とっても良かったから、皆さんも是非観てください。僕は出てないけど。」って宣伝マンになってた幹二さんでした。

 

全体的な流れとしては、最初の1時間は演劇評論家の扇田昭彦さんと幹二さんの談話、ラスト30分は皆さんからの質問に幹二さんが答えるという流れでした(うるが到着した時には皆さんすでにアンケートを提出されてた。何もかも出遅れまくりだたよ~)。下の記事でも書きましたが、幹二さんは本当お話が上手で、聞いててとってもわかりやすい。詰まったり、とっちらかったりがないんですよね。すごくリラックスしたムードで、ところどころで笑わせてくれたり、会場に目をむけて「皆さんどうですか~?」って感じで私たちに話しかけてくれたり。素の幹二さんにふれて、ますます目がハートになっちゃいました。

 

以下、どんなことを話したか簡単に。録音したわけではないので、一字一句同じ言葉ではないことご了承ください。うるフィルターもガッツリ通ってるので、なんとな~くのニュアンスで読んでいただければと思います~。

「実はピアノが嫌いです」

ニュー・ブレインとの出会いについて:今までの自分と違うもの、誰もやったことのないものを探していた幹二さん。たくさんある作品の中で、ニュー・ブレインは再生がテーマになっていたところに運命を感じ、演じてみたいと思ったそうです。演出家との話し合いの中で、声楽のような歌い方はせず、慣れてきたら途中でまぜていこうということになり、今までとは違う発声、歌い方をしているとか。出したことのない声をだしているので、バイオリンの初心者がギーッと鳴らしてるような感じ。作者のウィリアム・フィンさんが来日されて、会った瞬間「この人を演じるんだ!」と何かがピーンと通じるものを感じ、「これはいける!」と思った。そんなウィリアム・フィンさんはとっても巨体なので「お前はゴードンを演るにはやせすぎ」と言われてしまったとか。そんなこと言われてもねぇ~、と皆に同意を求める幹二さん。

劇中では実際に自分でピアノを弾いているけれど、実はピアノが嫌いなんだそうです(意外!)10本の指から10音出るのが嫌なんだって。その辺、ちょっとうるにはイミフだったけど(笑)
初めて乗った車椅子の感想は予想以上に重い。車椅子の方は日々こんな大変な思いをされているんだと痛感し、「この重さを忘れないでおこうと思いました」とおっしゃってました。

畠中さんとの恋人設定、お互いシャイなので最初は目も合わせられなかった。演出家からは「オカマチックなことはやらないでくれ」と言われ、メソッドを通して2人の関係をつくりあげていったそうです。とにかく「君たちが恋に落ちてくれないと成立しない」と言われたとか。畠中さんとの関係性が築けた時に周囲の役者さんの空気が今までとガラッと変わったのが印象に残っているそうです。

「ニュー・ブレイン」は歌の上手い人が揃っているカンパニー。ゴスペル調の曲が多くて10人が1人1パートを受け持つので、1人がダメだと全部だめになってしまうから大変だけど、みなさん本当に歌が上手いです、と幹二さん。

「皆さん、笑いすぎですよ!」

四季に入るまで:子供の頃からいろんな楽器をやったけど、女の子に誘われて次々と移り変わるパターンを繰り返す(ファンならおなじみですね)。チェロは音色とかより抱き寄せる感じが好きだとか(チェロになりたい…。アイタタ)。高校は幕張西高校。モデル校で、普通科なのに週10時間の音楽の授業があったそうです。で、これまたおなじみのサックスやって、声楽やって、大学入り直して~、四季に入って~の変遷話に。

そんな行き当たりばったりな幹二さんの経歴を聞いていた扇田さん、ポツリと「人生に計画性がないね。」と。たぶん温和な扇田さんがおっしゃったっていうことと、間が絶妙だったせいもあったと思うのですが、会場が大爆笑に。幹二さん「ちょ、皆さん笑いすぎですよ!」とツッコミ(笑)

そんなことを扇田さんがおっしゃったのは、扇田さん、最近井上芳雄くんに会ったばかりだそうで、芳雄くんは子供の頃からこの世界に入ろうと懸命にダンスも歌も習って、目標まっしぐらだったから。真逆ですね~と(笑)幹二さん、しみじみと「いやぁ素晴らしいですね、芳雄くんは!」って言って、会場がまたまた大笑いに。実は「アスペクツ」を演っていた時、芸大の教授の部屋にポスターを貼ってもらおうと思って持っていったことがあり、その時に教授が教えてた学生さんが井上芳雄くんだったとか。(と、後から直接芳雄くんに聞いたそうです。)

「ラウル?なんだろそれ」

四季のオーディションについて:四季のオーディションを受けた時点では「オペラ座の怪人」は未見だった幹二さん(本当テケトーすぎ!笑)。課題曲はラウルの曲じゃなかったそうで、自由曲はイタリア語の曲を歌ったそうです。で、晴れてオーディションに合格し、演出家から「君にはラウルを勉強してもらおうと思う。」と言われた時、意味がわからず「ラウル?なんだろそれ」と思ったとか(どしぇ~っ)。で、同期の岡幸二郎さんに「ラウルってなぁに?」って聞いたんだって(大笑)その時の岡さんの心境を聞きたいよ!大物すぎるぜ、石丸幹二!

アンドリュー・ロイド・ウェバー作品から入ったのは自分にとって、とっても良かった。けどミュージカルってこういう物なんだ~って思っていたそうです。その後、ミュージカルにもいろんなタイプがあるのだと知って驚いた幹二さん。「たとえばタモリさんが良く言ってるような急に歌い出すものとか~」っていう例えに大笑い。

四季で学んだのは、作家が選びに選んだ言葉(心)を、そのままお客さんに届けること。公演の後半で最初の頃とはガラッとテイストが変わってるような芝居もあるけど、そういうことはやってこなかった。

再演もたくさんやりましたが、やるたびに「今回はこういうことが要求されてるんだ」という発見があるそうです。その話の流れで、幹二さんはフレッシュな役はフレッシュな人がやってこそ一番生き生きと演じられると思ってらっしゃるそうで、自分もそうだったし、ある再演で若い役をやった時に「ああ、これは早く若い人に譲らねば。」と思ったそうです。若い役の方が嬉しいのかと思っていたので、へぇぇ!って思ったうるでした。

「こういう俳優になりてぇな」

自分を確認した一年間:四季を退団したのは、17年間ずーっと走ってきて、ここが立ち止まるタイミングなんだと感じたから。立ち止まったらどうなるか試してみたかったとも思ったそうです。で、たくさん歩くようになって、近所の花に目を留めたり、夕陽に感動したり、海外にお芝居を観に行ったり(この辺の話はスタパと被ります)以前も合間をみてお芝居をたくさん見てたけど、今は以前よりジャンルが広がったそうです。

ロンドンでジョナサン・プライスのお芝居を見て、それがとっても印象深かったそうで、地味な作品なのに見ているうちにぐんぐん引き込まれて、圧やオーラを感じたそうです。テンション上がった幹二さん、「こういう俳優になりてぇな!」って口が滑っちゃって、教室内がどわーっとウケたら、「スイマセン、言葉がきたなくて」って恐縮してました。貴公子のイメージが…まっ、うるはそんな幹二さんが大好きです(笑)

「こぼれ話」

「この生命」をやった時、何処からきたのかバッタが自分の体の上に乗っていた!身動きできない役なので、どうしようと焦っていた幹二さん。「これはくるな。」と思ったら、ついに顔に乗っかっちゃってアタフタ。看護婦役の女優さんが手でムギュっと捕まえてくれたそうです。(素晴らしい~。うるだったら手づかみ出来ないなぁ~)

「壁抜け」で本番2日前に、突然歌詞の変更があった時の話。いざむかえた本番当日、歌った口が全然違う言葉を発してたらしく(自分で歌ってるのに!)作詞した歌詞を見事にその曲の中に収めたことがあったそうです。共演者の方に「いまだかつて、こんなに感動したことはない」と絶賛されたとか(笑)

20年もやってると、アクシデントが起こった時には動じず咄嗟に対処できるようになった。「伝えたいことから大きく外れなければね~。って、さっき『作家が選んだ言葉を、そのまま届ける』って偉そうに言ったくせにね!」ってセルフツッコミしてる幹二さんが可愛かったです。

「イノック」は、大阪公演に演出の白井晃さんがいらして、いよいよ千秋楽の残り1公演というとこで、たくさん宿題をいただいたそうです。普通だったら「最後くらい好きにやれば?」って言うのにね(笑)でもそんなところが新鮮で勉強になったとか。12月にやる「兵士の物語」は、本来なら数人で演じる作品ですが、幹二さん1人でやるそうです。

次作「サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」について。

幹二さんはニューヨークのチョコレート・ファクトリーという劇場で観たそうです。面白い作品だなぁ~こういうの日本に来ないかな~と思ってたら、うまいことお話が来て、ラッキー!って思ったとか。

ちなみに日本でも「ジョージの恋人」というタイトルで、草刈正雄さんと鳳蘭さんのお2人が主演で青山劇場で上演されたんですよ、と扇田さん。そんな話から、またまた扇田さんが爆弾発言をされたんですが(笑)それはここには書けません(し~っ)

会場からの質問

Q:ニュー・ブレインの中でお気に入りの歌は?
A:「春の唄」が好きです。ほかには「チェンジ」。傍で聞いてて「マルシア、かっこいー!」って(笑)自分の歌じゃないものに好きな曲が多いかも。

Q:今度は「ラカージュ~」とかどうですか?
A:あれは市村さんが極められてるので(笑)ゲイ役はしばらくないです。みなさん見納めですよ(笑)

Q:ストレス解消法は?
A:違う環境に身をおくこと。映画を観たり。人と会ったり、車に乗ったり。

Q:壁に当たったとき、どうやって乗り越えますか?
A:とにかく自分を信じること。「ニュー・ブレイン」のカンパニーでも誰かが壁に当たると、他のメンバーが「大丈夫、出来るよ」というと本当に乗り越えられるんですよ。

Q:尊敬してる人物は?
A:扇田さんです(笑)

Q:初めて観たミュージカル・芝居は?
A:(これねぇ~~と迷って)四季に入る間際に「35 Steps」

Q:おすすめのお花見スポットは?
A:白い桜より赤い桜が好きなので、京都がオススメです。

Q:体力を保つ秘訣は?
A:食べて寝ること。

劇団四季 『ソング&ダンス 55STEPS』

「劇団四季ソング&ダンス 55ステップス」に行ってきました~!

どうしよう、

キヨミチと握手しちゃった~!!!@満面の微笑つき

いやぁびっくらこいた~(笑)
うるにとってはこれがお初でラストの「ソンダン55」だったので、キャストの皆さんが客席に降りてきてお客さんと握手するのは毎回のデフォなのかと思ってたら、どうやら違うのですね。偶然にも昨日から始まった<千秋楽特別カーテンコール>の演出らしく。

ちなみにうるは下手の通路側に座っておりました。カーテンコールでキャストの皆さんが客席に降り、思い思いにお客さんと握手を始めたのですが、キヨミチが至近距離にいるのを発見!(笑)はじめはうるとは逆方向を攻めてたんですが、一段落ついたとこでクルッと振り返られたんで、「芝さ~ん」って手を延ばしたら、気づいてくれてニッコリ笑顔で握手してくれました。う、嬉しぃ~。まさか芝ファントムを見て一瞬「人さらいのおじさんキタワァ~!!」って思ったなんてことは口が裂けても言えませんのことよ(し~っ!)
そのほか加藤久美子さん(色っぺ~)が後方からいらしたのでハイタッチ、つづいて前田さん(瞳キラキラ)がいらしたから握手~と、まさかのサプライズに大興奮でした。

ちなみに特別カーテンコールの内容は握手のほかにも、出演者1人1人がマイクを持ってコメントあり、全員で「ウィッスル・ダウン・ザ・ウインド」の「天国への扉」(Vaults of Heaven)を歌ったり。それぞれのコメントは皆さんの熱い思いが伝わってきてキュンとなり、歌も良かったし、なんだか胸にジーンと響いちゃって感動したなぁ。あと入場時にポートレートが載ったリーフレットをいただき、帰りには手書きのコメントが載ったリーフレットをいただき…まさしくビー・アワ・ゲストなもてなされっぷり。こんなにいたれりつくせりなのに何にも出ないけど大丈夫かしらん~。せめてもの気持ちで、ありったけの拍手を送ってきました!

で、イベントだけでなく肝心の本編ですよ!これまた素晴らしくても~1場面1場面、完成度高っ!それぞれのナンバーを大切に丁寧に真摯に取り組まれてる皆さんを観て、つくづくプロだなぁ~と頭が下がる思いでした。そしておなじみのナンバーをきくと胸がワクワクして 「ああやっぱりワタシ劇団四季が大好きだー!」って心の中で連呼してる自分がそこに。私に初めてミュージカルの楽しさを教えてくれたのは四季で、これは何があっても揺るぎないんだなぁ…なんて改めて思いました。ちょっと原点に立ちかえらせてくれたというか。
こんなノーテンキなうるでも去年あたりは「なんか気持ち的に浜松町から足が遠のくなぁ…」なんて少々グズグズしてた部分があったんだけど(苦笑)これからは開き直って、もっとミュージカルを楽しもう!と思わされました。おっと、ここにもちょっとしたチェンジが?たぶん幹二さんがスタジオパークできちんと四季についての思いを答えて、スパッと前を向いて新しい道を歩きはじめたこともあるし、うる自身で勝手に溜めこんでたストレスから解放されたことが大きいような気もします。はからずも、この時期にこの作品を観られたことって重要な節目になったかもしれないなぁ~。

千秋楽が決まったから「やばーい、観ておかないと!」と思って、慌ててバタバタと自分と親友ちゃんの都合のいい日のチケットを取ったソンダンでしたが、ラッキーな目にも遭って、幸せいっぱいお腹いっぱいで、心から楽しめて大満足でした。WBCのイチローじゃないけど、最後に美味しいとこどりみたいなカンジかな?とにもかくにも、拍手喝采&ごちそうさまでしたッ!

S-55steps.jpg

 

スタジオパークからこんにちは

出演決定の第一報を聞いてから、すっごく楽しみにしてた「スタジオパークからこんにちは」。夢なんじゃないかしらん。え?ほんとに夢なのかな?ほっぺつねってみよ。…ゆ、夢じゃなーい!!!(小芝居にお付き合いいただきありがとうございます)
そんなわけで、会社から帰って速攻で観て大興奮し、寝る前に「歌のとこだけもう一回観てから寝よう…」と思ったら止められなくなって最後まで観ちゃって、結局通して2度観しちゃったうるです、こんばんは。

幸せすぎてやばーい!もちろんカッコイイんだけど、心底可愛い人だなぁって。
幹二さんの笑顔を見てるだけであったかい気持ちになっちゃって、あっという間の1時間でした。もっともっとお話聞きたかったー。てか本当は会社サボってNHKに行きたかったよー。「ちょっと外回りしてきます」とか嘘ついて行けばよかった。あの程度の映りこみならバレなくない?もし2回めの出演があったらそうしよう…えへ☆(こらこら)

パーッと両手を上げて手を振りながらテンション高く登場した幹二さんは黒のスーツ、黒のシャツといういでたち。アナウンサーの方が「ミュージカル界の貴公子」って紹介されてましたけど、ホント貴公子然としてて、爽やかでオーラがあって、とってもステキだったなー。終始ニコニコしてて、明るいし、好感度大。いちいち「惚れてまうやろ~!」を連発してたうるでした(もうとっくに惚れてるじゃん)

のっけから生歌を一曲。「ニュー・ブレイン」から「春の唄」を甘い声で歌われました。この歌、改めてじっくり聞くとものすごく難しい歌なんだなぁ~。イベントの時よりも、だんぜん自分のモノにされてて、もう仕上げ段階といった感じ。来週直に聞けるのが楽しみなのにゃ。

お話は、まず「白洲次郎」についてのお話から。舞台と決定的に違うのはドラマにはアップがあること。撮影では自分の顔の真横にカメラがあって、自意識過剰になっちゃってついカメラの方を見そうになったけど、それをやっちゃうとNGになるから我慢したとか。オールバックで整髪料バシバシで「電球みたい(?)」とか、カトちゃんペ!なしぐさをしながら「ヒゲがチャップリンみたい」とか、自分のことをおちゃめな表現で語ってるのが面白くて、ついつい笑っちゃいました。

それから四季に入るまでの楽器遍歴のお話へ。電子オルガン→ピアノ→トロンボーン→サクソフォン&チェロ→声楽。本人曰く、飽きっぽくて次々と新しいものがやりたくなっちゃうとか。でも自分の志していたものはだんだん声に近づいていたと。ちなみにうるも幼少の頃は電子オルガンを6年(短!)やってたから、共通点があってちょっと嬉しいかも。うるはヤマハ派だったんでエレクトーンだったんだけど、幹二さんは何だったのかな?

四季時代のエピソードは、入所ほやほや時の「衝撃!タイツ事件」について。ジャージを着た幹二さんが1人レッスン室に入ろうとしてドアを開けたら、レオタード&タイツの人たちがストレッチをされてて、みなさん綺麗で目のやり場に困ってしまい、反射的に「ここは僕の入る場所じゃなかった。」と思ってパタンってドアを閉めて帰っちゃったんだって(笑)これって、デジャヴというか、鹿賀さんとか山祐さんの過去話でまったく似たような話を聞いたことがある気がする(笑)ダンス未経験者チームは誰もが通る道なのかも。
「振り返ってみて、(四季時代の17年は)どういう17年でしたか?」という問いには、「自分のベースになってるし、これがあっての今だと認識してます。良かったなと思いました、この17年間。」と、きっぱりおっしゃっていて。潔いと言うと言葉が違うのかもしれないけど、すべての経験を感謝の気持ちに転化させてる幹二さんが本当にステキだな、と思いました。そういうところ、うるも学びたいです。

そして話題は退団の理由と空白の1年間のことへ。ここ、うやむやに流さずにしっかりとお話されてたのが印象的でした。「どうして退団されたんですか?」とズバリ聞かれて、「体調が悪くなってしまった。心と身体のバランスがとれなくなってしまった。飛べると思ってたら、だんだん飛べなくなってしまった。これは休めというサインだな。」と実感したそうです。「周囲の方にたくさんご迷惑をかけてしまったんですけれども…最後は自分で決めましたね。」ってポツリと発せられた言葉に、心優しい幹二さんだけに、辞めるまでにどれほどの苦悩や葛藤があったんだろう…と察して胸がキュンとしてしまいました。

休息の間はリハビリみたいに歩くことから始めたそうです。最初は歩くことすら厳しかったなんて本当に辛かっただろうな(涙)そうして、歩いているうちに、どんどん距離が延びていって。そのうち自然に目が向いて、夕日が美しいな~とか、花が綺麗だな~とか、犬がいるな~とか。自分の街なのに初めて発見することばかりで、その街に住んではいたけど自分だけの空間にしかいなかったんだなぁと思ったそうです。自然に触れながら、「生きてて良かった。」って実感したという幹二さん。
そして印象的だったのが「セピア色の世界がカラーに変わった」という言葉でした。すっごくニコニコしながらサラッと話されるんだけど、いちいちドキッと心が痛んでしまう。そんな言葉の端々にどれだけ身も心も疲れきっていたのかと想像し、泣きたくなっちゃった。本当に神様が「この人をこんなに疲弊させちゃイカン!」って幹二さんにサインを送ってくれんだろうと思うー。ちゃんと気づく時が訪れて良かったね。神様本当にありがとう~!

で、その自分探しの旅の時の写真を何点か紹介してたんですが、最初の3枚が「近所の河原(夕日)」「等々力渓谷」「横浜中華街」…近っ!!アナウンサーさん同様、うるもそのあたりはツボにはまって~(ごめんね!)そこからはちょっとずつ距離が伸びていって、「富士山」「九州のお馬さん(と幹二さん)」「九州の足湯」。で、元気になって海外にも出向き、たくさんミュージカルを観て「もう一度イタの上に立ちたい!」という思いがあふれてきたそうです。

「そうして充電して行き着いたものとは?」という質問には「やりたいことをやる。自分が表現したいものを表現する。これでいいんだ。表現し続けたいし、いい作品を皆さんにも知って欲しい。より自分発信になりました。」と答えられてました。うん、自分が選んだ自分の人生なんだし、今までの経験同様、これからの経験も1つ1つが糧になると思うし、本当やりたいことをやりたいようにやって欲しいです。んで散歩と一緒であせらずにちょっとず