3月~4月に観た映画-2013

3月と4月…手帳を眺め回しても、iPhoneのスケージュールを検索しても映画の記録が載ってな~い!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ この4本しか観てないだなんて~(驚)ということで、まとめて。

[3月]
■フライト
航空パニックものと思いきや、デンゼル・ワシントン演じる主人公(旅客機パイロット)のアルコール依存症の話でしたー。様々なキッカケがありながら、どうしても止められない。なんで止められないんじゃー!って終始イライラしてしまったけど、それが依存症の怖さなんだろうな。でも久しぶりに予告編サギにあったような~。うん、でもそうしたかったのわかる、わかるよ。責めないわん(笑)

 

■ジャンゴ 繋がれざる者
この映画、大大大好き~!!!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆タランティーノばんざ~~い!!!
中でもキング・シュルツを演じたクリストフ・ヴァルツが最高でした。
最後に「Auf Wiedersehen(アウフ・ヴィーダーゼーエン。また会う日まで)」ってジャンゴがシュルツに掛ける言葉。伏線あってのこのシーンがたまらなく泣けたなぁ…。主題歌がまた「続・荒野の用心棒」の「Django」だったりして、のっけからたぎりまくり。ツボたくさん。書きだすと止まらなくなりそうなので、お終いっ!(えええーっ!笑)

 

■相棒 X DAY
そういえば、いつの間にか向井理くんと田中圭くんの見分けがつくようになってた~ヾ(@ヮ@)ノ(違)
今回の主役はイタミンこと伊丹刑事と田中くん演じるサイバー犯罪専門の捜査官、岩月が事件を追う物語。いかにも相棒シリーズらしく、ただの殺人事件と思いきや、その奥底に広がる暗闇があぶりだされる展開は見応えたっぷりで面白かった~!チラッと出演の右京さんが話を聞いただけでスラスラ謎解きしてて、最初から右京さん頼ればいいのにって思ったのは私だけ?(笑)宙を札ビラが舞って、それに人間が群がるの図は確かに映画的には絵になるんだけど、ちょっとだけ現実に乏しいなぁとも…ハテその図はどこかでデジャヴ(笑)X DAY=日本の金融、経済の破綻の日が来たらと考えると背筋に戦慄が走り、事件の解決の一方でモヤモヤと考えさせられる映画でした。

 

[4月]
■図書館戦争
前々から佐藤信介監督には全幅の信頼を寄せてるのでまったく心配してなかったんだけど、やっぱり面白く作ってくれました!監督ありがとうございます~!
原作は「~戦争」と「別冊Ⅰ」「Ⅱ」しか読んでなかったんだけど、「ノイタミナ」枠でやってたアニメは大好きで毎週堂上教官に萌え萌えしてた私。前野智昭さんの声がいいんだよね~確か小牧も石田彰さんだったはず。
…と、アニメの話は置いといて。実写版はラブコメ度よりアクション度の比重がかなり多くて、結構激しかった印象。准ちゃん演じる堂上教官、程よいツンデレでめちゃめちゃカッコ良く、郁が王子様発言した時のうろたえぶりはツボでした(笑)アクションシーンのキレの良さはホレボレするほど凄かった。榮倉奈々ちゃんも郁のイメージにぴったり。小牧は…あ、これまた田中圭くん!厳しい堂上に対する、優しい小牧のシーンがちょっと足りなかったのは残念かな~。で、後から気づいたんだけど手塚役が「あまちゃん」の種市先輩だったんですよね。玄田さんが橋本じゅんさんでここだけが意外キャストだったんだけど、じゅんさんの玄田、私アリでした!郁の存在を面白がってる感じと部下を信頼してる雰囲気がよく出てて。この図書隊の設定に乗れるか乗れないか人によって分かれるところだと思うけど(それは有川さんが原作を発表した時から続いてきた議論だけど)、私個人は満足でした。続編出来そうな終わりだったからあるといいのにな~と心の底でちょっと期待。

 

2月に観た映画-2013

■ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
アン・リー監督。ええっと…ごめんなさい!わたくし、この映画…ちょとだけニガテかも(滝汗)
アカデミー監督賞おめでとうございます!
・・・・・・シュタッ!

 

■テッド
ええっと…テッドがもっと愛らしい子だと勝手に思ってました…(苦笑)

 

■アルゴ
アカデミー賞作品賞、本当におめでとうございます!発表になった時、心底嬉しかったなぁ。正直、去年この映画を観てたら、私のフィンチャー(私物化か!笑)を抑えて2012年ベスト1ムービーにしてたと思います。最高に面白かった~!空港のシーンは事実に比べたらかなり演出してはいるんだろうと思うけど、ずっと手に汗握りっぱなし。画面の端々から「映画」に対する愛も感じられて大好きでした♪ああ~想い入れがありすぎるあまり、つまんない感想しか書けなーい。ごめんなさーい(笑)

 

■ゼロ・ダーク・サーティ
キャスリン・ビグロー監督の骨太でドライな画作りは健在で、どこか居心地の悪い、それでいて目が離せないテンションを保ったままの158分。個人的にはオスカーを獲った『ハート・ロッカー』より好みだったんで、他がこんなに強力じゃなければ2回目の可能性もあったんじゃないかなって思うくらい完成度が高かったです。
個人的には口の悪いCIA長官がツボだった。その長官に95%(100%)と言い切るマヤの自信も。ビンラディンはパーツしか出てこないんだけど、殺害後のカメラのモニターにチラッとうつる姿がまさにアレでドキリとしました。

 

■世界にひとつのプレイブック
予感どおり超好みヾ(*´▽`*)ノ!トレーラーで「My Cherie Amour」が盛り上げるように使われててそれがとても好きだったんだけど、その「My Cherie Amour」は予想のナナメ上な使われ方でした!ジェニファー・ローレンスの感情豊かな演技が◎!デニーロがまた上手いのなんの。パパの言葉に思わず涙がこぼれ落ちた。笑えるし泣けるんだけど、いわゆラブコメ物ともハートウォーミング物とも言い難い、登場人物のイカレた感じと、甘すぎず辛すぎずな絶妙なバランス感、独特なテンポが心地よかったなぁ。キュン。音楽も良かったー!
ちなみに原題のSilver Linings PlaybookのSilver Liningsというのは、Every cloud has a silver lining.という諺で、すべての雲には銀の裏地が付いている(雲の裏側は太陽が照ってる)→「どんな絶望の中にも必ず希望はある。」という意味なんだって。そんなとこにもキュンとする私でした。

 

■横道世之介
沖田修一監督。心がポカポカ温かくなる青春ムービーでした!上映時間160分に怯んでしまったけど全く長さを感じず。劇的な何かがあるわけでない、けど、「普通」のことに胸がいっぱいになって、しばらく余韻を抱きしめてしまったなぁ。今まで高良くんのこと何とも思ってなかったんだけど(ゴメンナサーイ!)世之介がすごくチャーミングで良かった。本当に「あんなヤツいたいた」って感じ。吉高ちゃんは破壊力抜群に可愛くって、あのお嬢様口調をちょっと真似しちゃいそう~。なんかもう、私、大学時代は同じくらいあんな風な青春してたので、ものすごい甘酸っぱい思い出がよみがえってきちゃってたまらんかったです。祥子ちゃんが世之介くんに一生懸命ラブなとことか。いかーん、毎日きゅんきゅんしてるぞ私(爆)

 

1月に観た映画-2013

■ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012
2013年の映画鑑賞はこの作品からスタート!
この作品を映画というカテゴリに入れるのはどうなん?って意見もあると思うのですが、うるがどうしても「2013年初映画」にしたいのでアリ!(笑)
いやぁ~すっごく良かったです~。観終わった後、余韻で「ハァ~~~」って大きな溜め息ついちゃったくらい。JCSめっちゃ大好き❤
アンドリュー・ロイド・ウェバーとティム・ライスについての賛辞は私なんかが贈らなくても、もう世界中の人が贈りつくしちゃったので割愛します。あ、でも一言だけ。「アナタたちが神です!!!」はぁ~スッキリスッキリ(笑)
とにかく本作は演出が斬新で面白い、カッコイイ~!!加えてキャストが本当に大熱演で、ジーザスを演じたベン・フォースター、ユダ役のティム・ミンチン。共に素晴らしかったです。ベン・フォースターの「Gethsemane」良かったなぁ…。背負う宿命の重さと孤独感。ジーザスの魂の叫びにグッときました。映像の使い方やツールなんかは笑っちゃうくらい「2012年なう。」を凝縮したもので超デジタルなんですよ。でもそこで息をしてる人の中身はイエスとユダとマリアの人間模様だったり、彼らの深い苦悩だったりで、超アナログ。その対比すら、気まぐれな「神」の采配のように思えてきて胸の中がザワザワしたり。ユダの失望感も絶妙なカメラワークで丁寧に積み重ねながら綴られていたなぁ…という印象で◎。「Superstar」は本当たぎったなぁぁ~。
個人的にはピラト様たちがスーツのワルオヤジでかっこよかった~≧∀≦。わたくし萌え萌えでございました~(あれ?少数派?)。あとヘロデ様!最初に出てきた時は「え゛~~!!」って思わず口に出して言いそうになっちゃったくらい椅子からズリ落ちたんだけど、観てるうちにあれはあれでアリでした!(笑)
そして悲しい場面なのにマリアの腕の「女力」のタトゥーが目立ってて吹いてしまったのはナイショです。(あれはもともとメラニー・C本人が入れてるタトゥーだそうですね)。あとカテコでジーザスとユダが並んで一緒に出てきたシーンや、アンドリューおじさんが出てきてペラペラ喋ってたのもナニゲにツボでした~。あ、いかん、止まらん(爆)早速BD予約しちゃったので早く観直したいなぁ~♪

 

■フランケンウィニー
ティム・バートン監督。近年のティム・バートン作品はなんとなーくちょっと自分のなかでは「…ええっと…」だったんですが、これはティム・バートン節らしさがあって好きでした。ぶちゃいくめんこいスパーキーちゃんが愛おしくって、抱きしめてグリグリグリ~ってしたかったです。途中クリストファー・リーのドラキュラ映画も登場して、ふふってなったり。ただラストはどうなんだろう。私が監督だったら、パパの台詞にもあったように、神じゃない人間は「命」を弄んではいけない、としてヴィクターに人生の悲しみを背負わせてしまうかもしれないな。ここは色々と意見が分かれそうですね。

 

■東京家族
小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに名匠・山田洋次監督が映画化。わたくし日本映画カテゴリなら、ダンゼン小津より黒澤派なのです~。てか、派っていうより黒澤信奉者です。いや、黒澤監督こそ私の「ネ申」!!!でも、でも、そんな私でも『東京物語』は足元に「ははーっ」て平伏すしかないくらい素晴らしい映画だと思うし、大好きですけど何か?(笑)
なんで、色々な意味で期待がふくらんでいたせいなのかもですが、観終わったあと軽く「うーーん。これは感想かきずらいなぁ…」ってちょっと頭をかかえてしまいました。なんだろう、悪くないんだけど、モヤモヤと何かが残る感じ。
ローアングルとか、並んだ人物の肩のラインとか、「おお…小津っぽい!」って思わせるカットが随所にあって、くすぐってくれるんだけど、でも山田監督の小津に対する愛があまり感じられなかったような気もしないでもなくて~。(私が読み取れてなかったのだとしたら、本当にゴメンナサイ)。いっそのこと大胆に東北で暮らしてた両親が被災して家に住めなくなり、子供たちのいる東京に出てくることになったが…ぐらいな設定にしちゃっても良かった気がします。賛否両論になっちゃうのかな。

 

9~11月に観た映画-2012

パート2です。9月~11月に観た映画を駆け足で~。この3ヵ月はなぜか邦画率が高かったですね。

[9月]
■天地明察
どうせ岡田准一くん主演作だから激甘なんでしょ?って思った、そこのアナタ!ご明察!(笑)
天文学と算術が好きなひとりの男・安井算哲(のちの渋川晴海)が、周囲の人々に助けられ、支えられながら成長し、己の道を究めていく姿を丁寧に描く、爽やかな良い映画でした。滝田監督の演出と久石譲さんの音楽も手堅く、安心度100パーセント。この安井算哲さんが正しい暦を見つけてくれなかったら、ウチの教授も11月なのに「シワ~~ッス!」って言ってたところだったんだね、いやいや教授に代わってありがとうございます(笑)
前半の、瞳をキラキラ輝かせながら算術にのめりこんでいる岡田算哲くんが超絶可愛くて、ほっこりしてしまいます。猫まっしぐら、じゃないけど本当に算術が好きなんだなぁって気持ちが全身からにじみ出てました。北極出地の命を受けて、共に日本全国を行脚することになった岸辺一徳さんと笹野高史さんとのやりとりも微笑ましくて。そしてキュンキュンしちゃってたのは、宮崎あおいちゃん演じる妻えんとのくだり。ワタシもあんな風にダンナ様の進む道を理解し、いつも温かく励まし支える奥さんになりたいものです。いや、あてもないですけど(爆)脇では関孝和を演じた市川猿之助さんが光ってた。途中まで独学で解明しながら、あと一歩を算哲に託した胸中がほとばしるような「授時暦を斬れ!安井算哲」という言葉、それをすべて受けとめた算哲の「必至!」の本気度。すごくグッときました。
ただ、ラスト、食が起こらなかった責任をとって算哲が切腹しようとするくだりはチト不満かなぁ。将軍様の前で本因坊とガチンコ囲碁勝負をした時のように、静かに目を閉じて、これまでの自分を信じて泰然といてほしかった。あと、夫婦が抱擁するシーンも、あの時代に大勢の人前でそんなことしたのかなぁ…って。でもまぁ、あんなに可愛い宮崎あおいちゃんが必死に走ってきたら、人前でも抱きしめたくなっちゃうかぁ、わかるわかる。うんうん。(どこまで甘いんだ!笑)
今年は本当に天文現象が一挙に起こる天体ゴールドイヤーで、そんな年に公開できるなんて配給会社持ってるなぁ~って、称賛しちゃいます(中の人のことを考えちゃうのがクセ。笑)。私はこの青い地球に生まれて良かったよ。

 

■踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
「海猿」同様、TVシリーズからここまで乗ってきた船なので、やっぱり最後も見届けようということで行ってきました。えっと…前作よりは良かったかなぁっていう気もするんだけど、もう「踊る~」はオワコンを無理やり延命させてきたものだなぁ…って、ダメ押しのようにしみじみ実感してしまいました。最後まで新メンバーに思い入れを持てずじまいだったし、やっぱり和久さんの喪失感は最後まで埋められなかった。ツッコミどころはいっぱいあるんだけど、すみれさんの暴走バスは笑うところですよ…ね?(笑)毎度、アバン~からの~テーマソングまでは、本当にワックワクで楽しいんだけどなぁ~。あと、青島くんとすみれさんの微妙な関係に決着をつけて欲しかったなぁって思う私は少数派ですか?

 

■最強のふたり
この映画大好きー!超おススメです。今年観た40本の中だとベスト5に入っちゃうかも。監督はエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュのコンビ。(まさに最強のふたりや!)とかくウェットになりそうなシチュエーションだけど、お涙頂戴に走るんじゃなくて(邦画ならきっとそうするよね)「人生楽しんでいこうぜ」みたいなノリが好きだったー。

 

■鍵泥棒のメソッド
実は内田けんじ監督の作品を拝見するのは初めてだったんですが、めっちゃ面白かった~。良く出来た脚本に加え、メインの堺雅人さん、香川照之さん、広末涼子さん、みなさん好演!
なんかこのシチュエーション舞台にもできちゃいそうだなぁって思います。
恋に落ちた瞬間に鳴り響くキューンキューンキューンのサイレン音がすっごく印象的で(笑)そういえば私は今年、あのキュンキュンサイレンが2回も鳴っちゃったんだなぁ…としみじみ思った今日この頃でした(笑)

 

[10月]
■アウトレイジ ビヨンド
北野監督作品は実は食わず嫌いなんだけど、なぜか「アウトレイジ」は別腹♪前作もすごくお気に入りで、こっそりアウトレイジごっことかしてました(爆!)本作も楽しく…って言ったらちょっと語弊があるけど、いろんな意味で楽しんじゃった。中尾さんも西田さんもトゥーマッチすぎるというか、クドイというか~嬉しそうなのが伝わってきたけど(笑)小日向さんは相変わらず巧い。あと加瀬くんの小物っぷりがすごく印象的。

 

■希望の国
園子温監督。この映画を語る言葉がなかなか見つかりません。まだ終わってない。そこをあえて、いま映画化するからこそ意味があるのだと監督は語る。描く。でもラストの
悲痛さと「希望の国」というタイトルの皮肉さに、やるせなく暗澹たる気持ちでいっぱいにさせられる。夏八木勲さんの演技が胸にささった。

 

009 RE:CYBORG
ええっと…ジョーがイケメンだった!(そこ?)
何かね、ぶっちゃけストーリーが破綻してるというか、イミフで、頭の中が「??」だったんです。エンドロール後、後ろの席の男子が友人に向かって「ホントごめん」って言ってて、私と相方が小声で「いやいや、君のせいじゃないから~」ってうっかり答えてしまったのは内緒デス(笑)わざわざ現代に蘇らせる意味があったのかな。009めちゃ大好きなんだけどなぁ…遠い目(笑)

 

[11月]
■のぼうの城
原作未読。すんごい楽しみにしてて期待値を上げ過ぎてたせいか、ううーーん。奇作って…。野村万斎さんのチャーミングなところとか、佐藤浩市さんのカッコイイ乗馬姿とか…キャストは豪華だっただけに残念。こういうこと書くと「お前それは書いてやるなよ~」って言われちゃうんだろうけど、やっぱり黒澤明ってこの手のエンターテインメントを撮らせたら見事だったんだなぁ…って。あ~書いちゃった~。ごめんなさーい!

 

■人生の特等席
後半の展開ができすぎといえばできすぎなんだけど、やっぱりこの手の物語をさらりと佳作に仕立てることのできるアメリカ映画の底力。クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス、ともに好演で良かった。クリント・イーストウッドが演じるのは、無骨で不器用な父親。でも仕事に対して確かな信念と長年の経験を持つメジャーリーグのスカウトマン。ブラピが主演した「マネーボール」とはまったく真逆で、データ至上主義を真っ向から否定してることにニヤリとさせられる部分もあって、痛快でした。

 

7月~8月に観た映画-2012

映画の方も駆け足で振り返っちゃいます。とりあえず今回はパート1。7月、8月を振り返ってみました。今年はぜんぜん映画館に行けてないよ~!わたくし一体何がそんなに忙しかったんでしょうか?(笑)

[7月]
■裏切りのサーカス
『ぼくのエリ 200歳の少女』のトーマス・アルフレッドソン監督。とにかく評判が良かったので、すっごく観たかったんですが、封切り館は機を逃してしまって、2番館に落ちてからようやく観ることができました~。ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ…とキャストが渋くてそれだけでもウホウホなんですが(笑)、映画自体もクロウト好みで渋くて痺れました~。とにかく全編にわたって超クール。めっちゃ好き!英国諜報部(通称:サーカス)に潜り込んでいるソ連の二重スパイ(通称:モグラ)を探し出す命を受けた、引退し年老いた元スパイ。枯れたゲイリー・オールドマンの演技が素晴らしく、派手なドンパチもなく重く張り詰めた空気が静かに流れて行くなか、じわじわ真実があぶりだされていく展開に息ががつまり、興奮を覚えました。
でも、事前に人物相関図を見て行ったはずなのに、やっぱり1度観たきりでは私の小さな脳ミソ把握しきれない難解さもあって~(滝汗)DVD化されてから、絶対もう一度確認したいと思います。

 

■夜のとばりの物語
ミッシェル・オスロー監督。私、藤城先生のファンなので、影絵の世界は大好きです。なんですが、実は『キリクと魔女』や『アズールとアズマール』は観たことがなくって、オスロ監督作は今回初。いや~とにかく美すぎる映像に、ただただ心奪われました!どのシーンをランダムに切り取っても、ちゃんと1枚のアート作品として成立するくらい、クオリティがハンパなく高く素晴らしいの一言!そして何故かこの影絵ワールドに浸っていると泣きたくなってしまうような切なさが感じられるのは何故でしょう?
内容は、6つの短編(世界各国のおとぎ話)がブリッジをはさみながら繰り返される展開で、物語的には「ええ話や~」って思うストーリーと、「ん?これで終わり?」って思うストーリーとがまちまちだったかな(笑)「愛の力」をテーマにした話が多かったんだけど、個人的に心に残ったのは「嘘をつかなかった若者」かなぁ。あと「鹿になった娘と建築家の息子」とかも好きだったかもです。
日本語吹き替え版で観たんですが、真綾ちゃんは置いといて、西島さんの声はどうかなぁって思ったんですけど、全然大丈夫でした~。第2弾の公開も楽しみです。

 

■崖っぷちの男
ある高層ホテルの窓際からいまにも飛び降りそうな男がひとり。彼を何とか止めようとする交渉人。実はこの男は元警察官。騒動の背後には、思いがけない計画があって…。
高所恐怖症の人にはキビシイ映画です(笑)うーーん、発想はいいな!って思ったんですが、ツッコミどころも多くて、後半ちょっとダレちゃったのが惜しい感じ。ワタシ的には「フォーン・ブース」みたいな作品かな?って勝手に想像してたのもあって、巻き込まれ系じゃないのかぁ~ってわかったところで、サム・ワーシントンがとってる行動の真意にちょっとがっくりしちゃったんですよね。だってやっぱり犯罪だしね。この手の作品って、製作費はかかってなくても脚本がワンアイディアで練り込んであると、拍手喝采なんだけどなぁ~。ただ、パパだったんかい!なシーンではニヤリとさせられました。

 

■BRAVE HEARTS 海猿
ええっと…羽住英一郎監督の今後のご活躍をお祈りしています♪ おしま~い。
…あ、これだけじゃだめですかそうですか(笑)一応、TVシリーズから見続けてる流れで、惰性で観ちゃってますが、今回もお約束どおりの展開で大いなるデジャヴ感ばりばりで…f^_^; でもここまできたら、お約束が破られたら破られたで不満もありそうだし、これでいいんじゃないかな。私、レスキューに従事している人には心からリスペクトの念を持っています。仲間を信頼する海猿たちの熱く強い想いはいつ観てもカッコイイ。伊藤英明さんの仙崎を演じるにあたっての肉体作りは本当にすごいなぁって思います。佐藤隆太さんは今後救助活動する時には酸素ボンベ5本くらい持ってくといいよ☆(笑)

 

[8月]
■トータル・リコール
嫁こえぇぇ~~~~!!!!(笑)に尽きます。恐妻を演じるのはケイト・ベッキンセイル。あ、主演はコリン・ファレルです。リメイクの元になった旧作の主演を務めたでシュワちゃんとずいぶん違って、いかにもアクション出来無さそう?でもそれはあえての狙いなんだろうな。リアリティ重視。日々の暮らしに辟易しているコロニーの労働者が夢見る、ささやかな記憶。トータル社がある雑居ビル群の街並みはちょっと「ブレードランナー」みたいでした。コアを通り抜けるエレベーターのシーンが面白かったな。
まぁ普通に娯楽作としては楽しめたんだけど、どうしても旧作と比べたくなっちゃうのは人の常で、やっぱりシュワ版の方が好きだなぁとか思っちゃって。あの頃は…映画を素直にみてたんだなぁ…。いつのまにか都会ですれてしまった自分でゴメンナサイ(大笑)

 

■ダークナイト・ライジング
ただいまゴッサムシティ~!!首を長くして待ってました~!クリストファー・ノーラン監督、お慕いしてます…(←どさくさまぎれ)
…とか言いながら、告白するよ。前作「ダークナイト」の方がぜんぜん好きでした~f^_^; えええーっっ!(あああゴメンナサイゴメンナサイ!!!)でも、でも、本作は本作で魅力的な部分も色々あったのですよ。
この作品、3部作を通して、「正義と悪の境界線についての問いかけ」を描いたものじゃないですか。前作はその描き方が素晴らしいバランスで、根底に流れる問いかけの部分とアクションエンターテインメントな部分が見事に融合されてた傑作だったと思うんですよね。でも前作をああいうラストにした手前、どうしても今回はブルース・ウェインが凋落しているところからスタートしなきゃいけなくて、彼が這い上がってくるまでのプロセスが長くてかったるく感じてしまったのと、ラスボスがトム・ハーディじゃないんだろうなぁって、わかりやすすぎたのもちょっと肩透かし…。でも映像や世界観はノーラン節大炸裂で、大好物でした。ノーランの描く人物は、すべての人間という生き物が清濁あわせもっているものなのだ、ということを考えさせられます。そして、その人間たちが暮らす世の中では、「善」にも「悪」にも答えが出せないことも。だけど、ウェインの父が言った「人はなぜ落ちるのか?這い上がるためだ。」というセリフがやはり微かな希望の灯のようで、胸がギュッとなる。また少し熟成させてから3作まとめて観直したら色々発見があるような気がします。
あ、個人的にはアン・ハサウェイが本当にカッコ可愛くって大好きだったな~!あとジョセフ・ゴードン=レヴィットの終盤のシーンで「にゃあぁぁ、ロビンきたぁぁ~!!」って叫びたくなっちゃいましたよ。大人なのでガマンしましたけど☆(当たり前)

 

■アベンジャーズ
ジョス・ウェドン監督。いやぁもう、めっちゃ楽しかった~!!めっちゃ大好きや~!!「アイアンマン」「インクレディブル・ハルク」「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」のマーベルコミックのスーパーヒーローたちが大集結。お祭りお祭りワッショイショイ!エリザベート雪組初演みたい~ヾ(*´▽`*)ノ
(うるさん、何でもかんでもそれに置き換えないように。笑)
ノーテンキに頭カラッポにして楽しんで、ただただスカッとするような映画なんで、男子はかなり好きだと思います~(←男子のことをナメすぎw) いや、深読みしようと思えばできるんだけど、あまり余計なことを考えたくないのが本音かな。アクションムービーでストレス解消したいな~って方は絶対はずさないから見てみて♪
とにかく悪役のロキ様があまりに小者すぎてイチイチ笑えるんだけど(笑)彼がハルクにびったんびったんやられるシーンは爆笑もんです。ハルク最強!サミュエル・L・ジャクソンも強すぎて笑ちゃった(笑うとこじゃないはずなんだけど…^^;)
ヒーローたちのなかで私のお気に入りはジェレミー・レナーが演じたホークアイ。エンドクレジット後におまけのシーンが入ってて、壊れたレストランでヒーローたちが黙々とシャワルマを食べてるんだけど、そのジェレミーの姿にズキュン♡だったのは、ここだけのヒミツです(笑)